グライダー

上昇気流

動 力が無いグライダーも5時 間とか人と天候によっては飛ぶ事ができる。これは上に向かって吹く風、上昇気流を捕まえて失う以上の高度を稼ぐからだ。グライダーは無風時1秒間に0.51m降下するが、その降下速度以上の上昇気流が吹けば高度があがる。グライダーが主に使う上 昇気流の内は・サーマル(熱上昇気流)・リッジ/ス ロープリフト(斜面上昇風)・ウェーブ(山岳波)の3種類を紹介する

サーマル

場 所を比較的問わずに発生するのがサーマル。原理は温まった空気は上昇する、ただそれだけだ。ただし建物や大きな木、工場等があるとそれを核と して強いグライダーが上昇出来るだけのサーマルに成長する。サーマルの頂上付近では積雲が発生することが多く見つけやすい。 ただ積雲のすべての下にあるわけではなく、成長中の ものだけで、消滅段階にあるものは下降気流になっていることがあるので雲を見極めることが必要だ。鳶とかがくるくる回りながら飛んでいる時に はこれに乗って飛んでいる。


リッジリフト スロープリフト


山や丘等である程度(1km以上)の幅がある斜面に風が当たって、それが上に向かう風となるもの 最大高さはリッジ高さの23倍となる。風は上よりも横に行きやすい性質を持つ為有 る程度の幅のある斜面が必要。斜面へ向かって一定の風が吹き続ける場所でなら容易に捕まえられるが山の稜線を超えると下降気流となったり、崖の様 な急斜面では斜面付近では渦状の風が発生するので注意しないといけない。

ウェーブ

風 と大気が安定している時にしばしば山やリッジの風下に発生する

川 に石を投げ入れた時に波紋が徐々に広がりながら弱くなるように、風下で風の波が弱くなりながら広がる。この波が上空にも伝わりグライダーの高 度記録である15460mを打ち立てている

ウェー ブの気流は通常かなりスムーズだが、ウェーブの下は乱気流であり各ウェーブの峰の下のロール状の気流では中程度~激しい乱気流で稀に極端に強 い乱気流となりグライダーを破壊する場合もある




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