滑空場 飛行場
飛 行機、グライダーを飛ばすにあたって機体とセットで無くてはならないのが,飛行場・滑空場である。日本では主にグライダー専用の滑空場での飛 行が行われており、その数は30程 に上り、他と混じり使われている飛行場を含めるとおよそ40と 馴染みが薄いが意外と多くあることが分かる。グライダーの飛行は有視界飛行方式(VFR) であり、頭の中に周辺の地図・目標物を覚えないといけない
滑走路
グ ライダー専用の滑空場は国内では河川敷にあることが多く、またほぼ全てが草地のグラスランウェイであり、年に何度も何度も草刈をする 全長は1000m前後程度あるが、グライダーの離着陸に必要な距離は通常200mも あれば十分なので、離陸も着陸も滑走路のどちらかの端だけで行われる
残 りはウインチ曳航時の索の長さを確保し
離 脱高度を高くするため、飛行機曳航時の曳航機の離陸距離や高度をある程度上げるまでの空間の確保及び百が一索が切れた時安全に着陸する為にあ る。
Iハン
着 陸位置を示す為に幅50cm長さ3m程 の白い布 Iハン2枚 を5m程の間隔で置く
更 に前60mの所に置く場合もある
吹き流し
離 着陸時の風向風速確認用に吹流しを設置してある。出発時確認しやすいように
出 発点の斜め前方に置く。
ピスト
滑 空場での管制塔のような場所で折りたたみの机と無線機と離着陸の記録を付ける ノートやファイルと風速計程度のシンプルな物が多いが、木曽川 のように専用の小さなトレーラーハウスを用いる場合もある
無 線機はグライダー専用無線26.34MHz
と 場合によって各滑空場のフライトサービス無線 (航空用VHF)の2種類を使う
場周経路

レ
グの詳細はwikiをどうぞ
通 常各滑空場にはこの様な場周経路が設定されており、ベースレグ、ダウンウィングレグは滑走路から600~1000m程 度の距離で設定されている。それぞれのポイントとなる地上目標物とそこからの滑走路の見え方と高度を最初の数回である程度覚える必要がある。
チェックポイント
ダウンウィンドレグ上チェックポイントの横の地点で場周経路から外れて飛んでいても着陸前はここの地点までに場周経路 に乗り、ピストへ連絡する。無線が壊れている時は翼を振る所。垂直尾翼とかのマークにより所属が判別しやすく管制がしやすい。また吹流しも見やす い場所